閉じる


この詩集について

 

 

 

 

 

 

この電子詩集は
恋愛詩ブログ

「Life Love Laugh 

~変わる心は恋のせいに 変わらぬ心は愛のおかげに」

から厳選した8篇の詩をまとめたものです。

 

 

この詩集をきっかけに
恋愛詩ブログも

チェックしていただけたら幸いです♪

 

 


 

 

恋愛詩ブログ

 「Life Love Laugh 

~変わる心は恋のせいに 変わらぬ心は愛のおかげに」

http://lifelovelaugh.blog.jp/

 

 


彼氏力不足

 

僕じゃなくてもよかったんだろう  
そんな素振りの一つも、

表情の一つも、

声の一つも見せない    
けれど、なんとなくわかるんだ 薄々



僕じゃ力不足なんだろう
そんな言葉の一つも、

態度の一つも、

感情の一つも見せない    
けれど、なんとなく聴こえるんだ 少し



僕じゃなくてもよかった
ずっとそんな感覚の中で

最大限の僕のあり方を模索していた   
まさか確かめることなんてできず  



僕じゃ力不足
ずっとそんな感覚の中で

相応しい僕のあり方を模索していた  
面と向かって確かめるまでもなく



優しいね  誰よりも      優しすぎるよ、 あまりにも
温かいね  誰よりも     温かすぎるよ、 あまりにも
眩しいね  誰よりも      眩しすぎるよ、 あまりにも
美しいね  誰よりも      美しすぎるよ、 あまりにも
可愛いね  誰よりも     可愛すぎるよ、 あまりにも
いじらしいね 誰よりも   いじらしすぎるよ、 あまりにも



なんで僕だったんだろう?   
当たり前のように、

誰もがそんな視線を送ってくる



なんで僕にしたんだろう?   
自分でも日々問いかけてばかりいる



なんで僕だったんだろう?   
それは幸福な偶然だったのか、

運命の悲劇だったのか



なんで僕にしたんだろう?   
未だはっきりと

僕は僕を受け容れてやれない  



僕じゃなくてもよかったんだろう  
そんな素振りの一つも、表情の一つも
声の一つも出さない君だけれど、

無意識は隠し切れないばかり



僕じゃ力不足なんだろう
そんな言葉の一つも、態度の一つも
感情の一つも出さない君だけれど、

本能的な意識は大胆に零してばかり



僕じゃなくてもよかったんだろう  
そんな素振りの一つも、表情の一つも
声の一つも出さない君だけれど、
此の心象図はその輪郭や鼓動や肌を

描いても描いても止まない



僕じゃ力不足なんだろう
そんな言葉の一つも、態度の一つも
感情の一つも出さない君だからこそ、    
此の心象図はその輪郭や鼓動に

近づこうとして止まないのかもしれない

 


 

【 初出 】
「 彼氏力不足 」 2015年06月09日

http://lifelovelaugh.blog.jp/archives/1030322555.html


タイムマシーン乗降口

 

叶わなかったら、誰かのせいにして
叶ったのなら、自分のせいにして
都合のいい杓子定規  

煮えきりもせず抜けきらない


どこまでこの身象は孤独気取り
どこまでこの真症は孤独着飾り   
いつまでこの身象は孤独気取り
いつまでこの真症は孤独着飾り   

果てないんだよ  

果てても果てても、果てきることなんてないんだよ


どこで何をしてるのかな?
拭えないときには慌てて綴り始める  

少しでも落ち着くように


どこで誰と何をしてるのかな?
拭えないときには慌てて綴り始める  

少しでも振り切るように


どこで何をしてるのかな?
拭えそうにない時は輝かなくてはと駆け出していく
とりあえずかっこ悪くても全力で


どこで誰と何をしてるのかな?
拭えそうにない時は放たなくてはと駆け出していく  
とりあえず醜くくても全力で


口先です
いつものことです  

曝け出していたとしても焦がれてくださったのかな


口先です
慢性化症状です   

曝け出していたとしても了解してくださったのかな


確かめる術がとっくにない現在停滞系
確かめたいだけが緩まない現在妄想系


死ねほど戻りたいんです
ほんとに戻れたのなら死んでもいいんです


でもね
いまのとこね  戻れたってお話は全然聞いたことないし
いまのとこね  戻れたってお話は全然明かされてないし


それでも戻りたいんです
なんでもいいから

第一号でも最終号でもいいから


聞きたいよ
タイムマシーンでどこやらへ行ってきたとか
タイムマシーンで誰やらと会ってきたとか


戻りたいがあまりに、

現在なおざり系です
戻りたいがあまりに、

現在進行消化試合系です


死ぬ前に戻らせてくれませんか?
死ぬ前にもう一度会わせてくれませんか?
身勝手な願いは重々承知
無茶な願いも重々承知


なにを引き換えにすればいいの?  

さあ、聞かせてよ
なにを差し出せばいいの?      

さあ、聞かせてよ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、どこまでもあの頃へ

いきたいよ
タイムマシーンに乗って、いつまでもあの頃へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、どこまでもあの微笑景へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、いつまでもあの微笑景へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

どこまでもあの線路沿い帰り道へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

いつまでもあの線路沿い帰り道へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

どこまでもあの視線交差点へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

いつまでもあの視線交差点へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

どこまでもあの咲き乱れたヒマワリ畑へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

いつまでもあの咲き乱れたヒマワリ畑へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

どこまでもあの3限優等生教室へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

いつまでもあの3限優等生教室へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

どこまでもあの昼休み図書室折衝へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

いつまでもあの昼休み図書室折衝へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

どこまでもあの冷静無邪気最前線へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

いつまでもあの冷静無邪気最前線へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

どこまでもあの模試会場トキメキへ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

いつまでもあの模試会場トキメキへ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

どこまでもあの鼓動高鳴り二月下旬へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

いつまでもあの鼓動高鳴り二月下旬へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

どこまでもあの頃以前の視線照射地点へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

いつまでもあの頃以前の視線照射地点へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

どこまでもあの絶妙毒気スマイルの前方へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

いつまでもあの絶妙毒気スマイルの前方へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

どこまでもあの存在感の前章へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、

いつまでもあの存在感の前章へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、どこまでもあのあなたの下へ


いきたいよ
タイムマシーンに乗って、いつまでもあのあなたの下へ

 

 


 

 

【 初出 】
「 タイムマシーン乗降口 」 2015年06月10日
http://lifelovelaugh.blog.jp/archives/1030390520.html

 

 


淡い理性と本能の通学

 

「 友達から始めよ 」
他愛もない日常に小さいけど強い風を吹いてみた、

吹いてしまった


慌てて頬を赤らめる
予想外のリアクション
予想以上のリアクション
切り出したこちらも赤くなりかけてくる


簡単なものね  
きっかけなんて
言葉は不思議ね   一瞬で距離を紡いでしまう


ふわふわとなりかけて
ちょっと待てよと、大人ぶった理性はせきをつかせる

焦るな焦るな
言われても言われても
わかるけどわかるけど     

ゆうことを聞けない上の空な本能


そして始まった今日
昨日までとは180度違う今日


どんな顔して来るんだろう
どんなことしゃべるんだろう


うきうきとなりかけて
再び登場してくる  ちょっぴり偉ぶった理性
真摯であれよ
紳士であれよ
繰り返されても繰り返されても
わかるけどわかるけど        
「よっぽどこっちの方が落ち着いているよ」と本能

 

昨日のような赤らめた頬
もう一度見れるかな、見たいなと思ってたけど
全然違った今日


落ち着き払っていた
何事もないように
でも
微笑みは
いつにも増して降り注いでくれているようだった


もうなにもいらないな
もうなにもかもなくなってもいいな
もっと微笑んでくれないかな
もっと微笑んでもらわないとな


簡単なものね  
回り出すのって
表情は不思議ね   一瞬で距離をなくしてしまう


ふわふわとなりかけて
うきうきとなりかけて
始まる  
理性と本能による脳内寸劇
この身体の中の誰よりも和ませられていく


はい、ありがとうございました。
おかげさまで
熱したまま冷めたままでいることができるのであります。
あとは僕が演じきりますので。
理性と本能様、とくとごらん遊ばせ!

 


 

 

【 初出 】
「 淡い理性と本能の通学 」 2015年06月18日
http://lifelovelaugh.blog.jp/archives/1031332386.html

 


期限切れの素直

 

笑顔を浮かべている
あの頃のとびきり無邪気で
正面からはとてもじゃないけど

見つめれなかったその笑顔を


そして耽っている
とことん耽っている 飽きても飽きても


その輪郭がそこで揺れていたこと
それはとてもかけがえのないことだった   
今なら言える、素直に認められる


その微笑がそこで零されていたこと
それはとてもかけがえのないことだった   
今なら言える、素直に認められる


その瞳がそこで煌いていたこと
それはとてもかけがえのないことだった    
今なら言える、素直に認められる


その声がそこで弾けていたこと
それはとてもかけがえのないことだった    
今なら言える、素直に認められる


その志向がそこで瞬いていたこと
それはとてもかけがえのないことだった    
今なら言える、素直に認められる


その心象がそこで色づいていたこと
それはとてもかけがえのないことだった    
今なら言える、素直に認められる


その輪郭が、その微笑が、その瞳が  
あまりにもかけがえなかった        
今さら浮かべている、静かに滲ませている


その声が、その志向が、その心象が
あまりにもかけがえなかった        
今さら浮かべている、静かに奏でている


あの頃のあなたというすべてから
色々集めては彩り、彩っては縁取り   
今でも描き続けている自分がいる


もしあの頃に
今のこうした営みを少しでも始めていたら
あなたはどんな風に思ったんだろう?


もしあの頃に
今のこうした営みを通じて少しでも伝えていたら
あなたはなんて言ってくれたんだろう?


答えなきifを浮かべては浮かべ
そんなifが漂っては漂い
やがて舞い落ちてくるのを静かに眺めては綴る日々


その輪郭がそこで揺れていたことで
どれほど勇気づけられたことだろう      
今さら綴っている、若すぎた素直


その微笑がそこで零されていたことで
どれほど心高鳴ったことだろう         
今さら綴っている、迷いすぎた素直



その瞳がそこで煌いていたことで
どれほど焦がれたことだろう          
今さら綴っている、淡すぎた素直



その声がそこで弾けていたことで
どれほど元気づけられたことだろう       
今さら綴っている、隠しすぎた素直



その志向がそこで瞬いていたことで
どれほど感化されたことだろう         
今さら綴っている、天邪鬼な素直



その心象がそこで色づいていたことで
どれほど救われたことだろう           
今さら綴っている、甘すぎた素直



その輪郭が
その微笑が
その瞳が
その声が
その志向が
その心象が


あなたというすべてがそこにいてくれたこと
それはあまりにもかけがえのないことだった     
今さら綴っている、静かに続けている



あなたというすべてがそこにいてくれるだけで
どれほど嬉しかったことだろう            
今さら綴ってしまっている、期限切れの素直

 


 

 

【 初出 】
「 期限切れの素直 」 2015年06月22日http://lifelovelaugh.blog.jp/archives/1031875533.html

 



読者登録

komasen333さんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について