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岩場にて

2015年11月15日  

大平洋に面した、ここ大洗海岸は名前のごとく波が荒く、岩場に打ち寄せる波は高くはげしくも、地平線に広がる海はひたすら静けさを感じさせる大好きな場所です。今日は好天気に恵まれ、海面は太陽に照らされて、キラキラ輝いています。

ふとみあげると、翼を広げて真っ白なかもめが優雅に舞い上がっています。最近覚えた「かもめはかもめ」の歌を思わず口ずさんでいました。ひとりがお似合いという歌詞とは違い、数羽群れをなしていました。そして苔に覆われた岩場に向かって砂を踏み締めながら歩きはじめました。

ふと足を泊め、砂の上に目をやると大小の石が横並びに置いてありました。何列にも渡って並行にならんでいました。自然の技かそれとも誰かが故意にそうしたのか。きっと宇宙の彼方からやってきた彼らが石に呪文をかけたかもしれない!今、地球にいる人間達のあまりの醜さに呪文をかけたのだろうか?嘘、騙し、裏切り、不信、そして殺人、目を覆いたくなるような状態に胸を痛めて呪文をかけたのだろう。インカ帝国に見る遺跡からも、刀の刃も通さない程、精密に積み上げられた大小の石はいったい誰がどのようにして築いたものなのか。宇宙の彼方からやってきた彼らがどんな思いでこの砂浜の石に呪文をかけたのだろう!行く末を案じながら、ひとりひとりの覚醒を願いながら、未来が愛と真実に満ちるようにと願いながら。


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