目次
目次
目次
はじめに   -私のバックグラウンドと海外ロングステイ経験概要-
page 1
私のプロフィール
海外ロングステイ開始の背景
海外渡航履歴
つぶやき
リタイヤ後を、どう生きる
page 1
リタイヤ後、どうするか
リタイヤ後を生きる価値観とパターン
リタイヤ後のパターンをさらに
やり残し感と、リタイヤ後にやっていること
予測できない寿命なれど
海外ロングステイを実現するための障壁
page 1
ロングステイ実現のための条件
ロングステイの費用
ロングステイは贅沢か
健康であってこそ
海外ロングステイを実現するパターン
page 1
ロングステイ・パターン
単身か夫婦同伴か
本当のロングステイとシーズン・ステイは違う
何が良いのか
page 1
日本の生活と何が違うのか
渡り鳥の良さ
ロングステイの候補地と評価
どこに住みたい
友人の拡がり
何が問題か
page 1
海外での人間関係
玉本という男
タイ女性は日本人が好き
白人もやられてる
男一人はつらいかも
チェンマイの最低賃金の現実と、一般庶民の目線
海外ロングステイでの医療や介護
海外ロングステイを快適に暮らすためののヒント
page 1
日本への退路を断つリスク
証拠は残る
人とのおつきあい
海外ロングステイヤーが一番欲しいもの
海外ロングステイとコミュニケーション能力
快適なロングステイのための生活の知恵
おわりに
おわりに

閉じる


<<最初から読む

42 / 43ページ

快適なロングステイのための生活の知恵



今までに見聞きし、体験したことを元に、快適なロング・ステイのための生活の知恵のようなものを独断と偏見で書いてみました。 これらは、もちろん、答えではなく、ヒントであり、参考意見です。

結論を一言でいうと
①あまりにも狭い世界にドップリと浸らない
②威張らない
ということでしょうか。

例えば、 ある限定された日本人とのお付き合いの範囲だけではなく、複数のグループを持つ。気軽に、フランクにお付き合いできる方々、グループを複数持っている方がバランスが良いのではないかと思います。
また、無理をして八方美人になる必要もない、 というのが、旅人としての気楽なところとも言えます。 いやなやつとは無理してつきあう必要無しです。 気の合う人と楽しくやろうよ、 という感覚ですね。

現地ですることも、ただひとつではなく、複数持つ。

これは、単純に1つよりは2つか3つの方が、楽しみも増し、 これに伴うお付き合いの幅も広くなるという意味です。
逆に、やりたい事は何も無いという方に海外ロング・ステイは無理かも知れません。
そういう方は日本にいても同じだと思いますが。

日本人だけではなく、広く現地の皆さんとも積極的に付き合う。

現地の方とは、おはよう、こんにちは、といった挨拶レベルだけでも、なにか快適ですよね。
ただでさえ、日本人は孤立した変な民族に見られがちですから、海外でロンステイでもしようか、と思っている人々ですらも、現地の方々とお付き合いができないのなら、いったい誰がそういう、ごく普通のことをするのでしょうか。
自分のまわりの現地の方には、困った時も頼れるような関係にしておきたいし、また場合によっては彼らの手助けができるくらいになりたいですね。

現地の人だけではなく、外国人とも積極的に会話して、幅広い情報交換ができるといいですね。
外国人同士というのは、お互いに気楽だし、いつも極めてフランクな会話になります。 しかも、時には役に立つホットな情報も得られます。 欧米人はオープン・スタンスだということをいつも感じます。 逆に、彼らから見た日本人の印象はどうなんでしょうか。

いずれにしろ、海外に来てまでも、日本人としか付き合わないというのは異常な世界だと思っています。 海外に出るのなら、ごく普通の国際人、つまり地元民になりたいと思っています。

また、 ロング・ステイ場所も一箇所だけではなく、最低2箇所くらいは候補地を持っていたほうがリスク分散できると思っています。
世の中、何が起こるか判りません。 極めて身近な問題で、結局、あこがれのロング・ステイをあきらめざるをえない事もあるでしょう。 あるいは、政変のような自分の力が及ばない理由でもって、好きな場所に行けなくなるかもしれません。
1箇所が駄目になっただけで、ロング・ステイを終わりにしたくはありません。

勿論、そういう結果に成った時点で、次を考えてもいいんですが、
複数のオプションを持っていると、あらゆる場面で、変な無理をしないで済むのかなと思っています。 これは、ある意味、心のゆとりかもしれません。

次に、 こういった考え方以前のお作法レベルの話として、

自分の過去の栄光、例えば大会社の部長や役員だったというようなことを自慢しないこと。
これは、広く知られている不文律でもあり、これをやると、友達を作れないですね。
また、 リタイヤした後もまだ、肩書きがないと生きがいが見出せない方々がいますね。
権威という鎧をまとわないと生きていけないタイプの方々です。
立派な名刺を作り、リタイヤ後にもかかわらず、10個もあろうかという肩書きを刷っている人にお目にかかったことがありますが、私はそういう方には好感を持てません。
リタイヤして自由人になった今だからこそ、自分自身のありのままでお付き合いをして、なんぼ、だと私は思っています。



 

いずれにしろ、 すべてに亘って、両手にいくつかのオプションを持っていた方が、いいのではないか。
そして、権威の鎧などは、捨てた方がよいのではないか。
と思っています。

 

(写真は、オーストラリア、パースのロットネスト島の海)


42
最終更新日 : 2010-10-19 15:49:56

おわりに

 

 

ここ何年にも亘る芳しくない経済情勢が大きく好転しない限り、かつてのような海外ロングステイ・ブームのようなものは来ないだろうな、と思っています。

でも、一部のマクロ経済学者が言っているように、1ドルが50円なんていう状況がもしも本当に来たら、海外を指向する人は飛躍的に増えるでしょうね。

 

いずれにしろ、

そんな過激なことが起こらなくても、海外ロングステイというリタイヤ後のライフスタイルは、選択肢のひとつとして、これからも長く、一定の実績と評価を得続けるだろうと思っています。

 

 

さて、

過去、5年間にわたる海外ロングステイの経験を、ひとつのマイルストーンとして、ここにまとめました。

この本の内容には、もちろん、私個人の私見が多く含まれています。

当然、賛否も色々とある事は承知しています。

 

かつて、ブームの頃には、たくさんの海外ロングステイ本が出版され、私も20冊以上は読んだと思います。

でも、この本で考察したような内容の本には一度も巡り会えなかったです。

今までの各種マスコミの報道内容にも感心できませんでした。

ならば、自分で書いてみようということで、今回、出版に踏み切りました。

 

この本の題材の基となった多くのヒントを与えてくれた多くの人々に感謝します。

 

この一冊の本が、これから海外でロングステイをしようと考えている方々の一助となれば幸いです。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 http://p.booklog.jp/users/ykawamo2001

このURLから入ると、続編の ”海外ロングステイの人間模様@チェンマイ” を見れます。

 


43
最終更新日 : 2016-03-27 17:40:19

この本の内容は以上です。


読者登録

川本雄二さんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について