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プロローグ

スペイン生活も今年で15年目、昨年Ebook発売して1年が経過し、時のたつことの早さを

痛感している。1年たってやっとこのエッセイの第二弾が完成し、続いて第三弾と第四弾、

ダンスと男と女をテーマにした別巻も制作中で、ブログから始まったYaYaの面白エッセイ

集は今や私のライフワークとなった。

 

第一弾に続き、こちらでの生活中に綴ったブログからの抜粋を多少書き加えたり修正した

ものがこの第二弾である。他の巻でテーマを分けたので、今回は日常生活全般からの体験

を通して感じたことや事件など、面白いトピック満載のエッセイである。引続き発売予定

の3巻を踏まえ、この第二弾は無料で読んでいただくことにした。何より日本とは違う異国

生活の様子楽しんて読んでいただけたら幸いである。

 

2015年10月 幸多 魅瑠


1.スペイン人って

私は100%完璧にスペイン語がわかるわけではいけれど、スペインのTV番組を見る

のが好きだ。比較的よく見るのがワイドショ-とト-ク番組と芸能ニュ-スで、TVを

通してスペイン人のキャラクタ-が見えてきて面白い。TVでも街中でも女性達の格好

を見ると、思いっきり刺激的な服を着ているし、メ-クもバッチリ・クッキリで自然に

近い薄化粧はあまり人気がないようなのは、とてもうれしい。どちらかというと私も

若い頃からメ-クはかかしたことがなく、ノ-メ-クでいると裸でいるみたいで何と

なく気分がよくない。こちらのTVで見るタレントやコメンテ-タ-のおばさま達など、

バッチリメ-クに派手な服装で、目一杯自分を美しく見せようと気を使っているのが

画面を通して伝わってくる。男性もおしゃれな人が多いし、気候の違いもあるだろう

けれどドイツのようにどこを見ても黒ということもない。

 

ト-ク番組を見て一番面白いのは、違う意見をもっている人同士が話すとき、どちらも

全く相手の言っていることなど聞かず、双方が同時に自分の意見をしゃべりまくることだ。

本当に相手の話など聞かない。だから、いつまでたっても2人の見解は平行線で、相手

の言うことに納得し自分の意見を変えるという場面には、まずお目にかかったことがない。

それと会話中に頻繁に“うそ”という言葉が使われて、相手を嘘つき呼ばわりすることも

日常茶飯だ。でも双方の言っていることが食い違うということは、どちらか一方が嘘を

ついていることになるけれど、どちらが嘘をついているかは、いつも謎だ。芸能人に興

味があるのはどこの国でも当たり前だけれど、TVは一般の人々の多くの娯楽の対象に

なっていて、朝から深夜までワイドショ-的な番組がすごく多くて、何人もの見物人を

揃えていて若年から年配者まで各局スタジオに男女とりまぜて、一般人が参加している

のを見るたびにいつも私は平和だなと思う。

 


2.スペイン人って 続き

例年以上に寒かった冬が終わり、やっとコスタ・デル・ソルらしい気候になり現地の人々が

ビ-チに出始める頃だ。これから夏に向かい午前中は地元の主婦達とかが多くて、豊満

すぎる身体をおしげもなく太陽にさらしている。私はビ-チというとどうしても日本の若者

達で占領され、軟派目的というイメ-ジが先行してしまうので、最初にこちらのビ-チ風景

を見た時は、正直驚いた。平日は若者より年配者の方が断然多い。ビ-チはトップレスの

女性(年令もスタイル良し悪しも関係なく)が結構多いのも、日本の風景と大きく違う点だ。

 

若者達もビ-チは軟派するところではなく、日光浴やラケットボ-ルなどを楽しんでいる。

どこで男女が知り合うのかというと、やっぱりナイトライフでBARやDISCOが一般的だ。

日本では私の年齢で、いわゆる大人がダンスを楽しめる処が中々なくて諦めていたけれど、

こちらでは行く所に困ることはない。ディスコも年配者が一杯で、若人が顔負けするほど、

じゃんじゃん踊る。

 

本当にこちらの人々は、人生を楽しむことに貪欲だ。一年の内何度もあるフェリアしかり、

飲んで食べてしゃべって、踊って、悩みなんて吹き飛ばしてしまう。そんなスペイン人の

楽しみ方は私を魅了していることの一つである。


3.スペインのニューヨーク

ここコスタ・デル・ソルはヨ-ロッパでも人気のリゾ-トで、近隣諸国からの入植者が多い

コスモポリタンな地域である。様ざまな人種が集まっているのはニュ-ヨ-クに似ている。

一番多いのが英国人で、他にヨ-ロッパ各国、アラブ諸国、ここ2~3年急増したのが、

南米人と中国人、それにアフリカ不法移民が加わる。

 

私は4年前サルサを習い始めてからスペイン人の友人ができて、スペイン社会にも入れる

ようになったけれど、それ以前は中々スペイン社会に入り込むことはできなかった。以前から

不思議に思っていたこと、こちらの外人社会とスペイン人社会は交わっていない。何十年

住んでいても全然スペイン語を話さない外国人(特にイギリス人)は結構いるし、そういう

外国人をスペイン人たちは、快く思っていないし、例えスペイン語が話せてもやはりスペイン

社会に入るのが難しい現状だ。

 

私のスペイン人の友人たちは数多くあるイングリッシュやアイリッシュBARには絶対行か

ないし、インタ-ナショナルフェリアでさえ他のヨ-ロッパの一時店舗には入ろうとしない。

私が訪れた他の国では、例えばハンガリ-、ドイツ、北欧などでは外国人はもっとその

地域に溶け込んでいたし、又現地の人々も彼らを受入れていたように思う。恐らくここ

コスタ・デル・ソル自体が、特殊な地域なのだろう。近隣の外国人たちが退職後のセカンド

ホ-ムや、バカンス用に多額の資金を投入し、この地域は発展してきたのである。

 

それにしても私が住んでいるこの8年間を見ても、スペイン人と外国人の距離は縮まら

ないのは、ある意味で不思議だしとても残念なことだ。

 


3.スペインのニューヨーク

ここコスタ・デル・ソルはヨ-ロッパでも人気のリゾ-トで、近隣諸国からの入植者が多い

コスモポリタンな地域である。様ざまな人種が集まっているのはニュ-ヨ-クに似ている。

一番多いのが英国人で、他にヨ-ロッパ各国、アラブ諸国、ここ2~3年急増したのが、

南米人と中国人、それにアフリカ不法移民が加わる。

 

私は4年前サルサを習い始めてからスペイン人の友人ができて、スペイン社会に入れる

ようになったけれど、それ以前は中々スペイン社会に入り込むことはできなかった。以前

から不思議に思っていたこと、こちらの外人社会とスペイン人社会は交わっていないのだ。

何十年住んでいても、全然スペイン語を話さない外国人(特にイギリス人)は結構いるし、

そういう外国人をスペイン人たちは、快く思っていないし例えスペイン語が話せてもやはり

スペイン社会に入るのが難しい現状だ。

 

私のスペイン人の友人たちは、数多くあるイングリッシュやアイリッシュBARには絶対行

かないし、インタ-ナショナルフェリアでさえ他のヨ-ロッパのカセタには入ろうとしない。

私が訪れた他の国では、例えばハンガリ-、ドイツ、北欧などでは外国人はもっとその地

域に溶け込んでいたし、又現地の人々も彼らを受入れていたように思う。恐らくここコスタ・

デル・ソル自体が、特殊な地域なのだろう。近隣の外国人たちが退職後のセカンドホ-ム

や、バカンス用に多額の資金を投入し、この地域は発展してきたのである。

 

それにしても私が住んでいるこの8年間を見ても、スペイン人と外国人の距離は縮まらな

いのは、ある意味で不思議だしとても残念なことだ。

 



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