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19.今は感謝のアタック事件

前回記事のアタック事件当時、私は自分が置かれている状況に満足していなかった。

日本では幾つかのレストラン仕事の経験から、仕事の大変さも充分知っていたし、

そもそもスペインでウエイトレスなど、私が本当にしたいことではなかったけれど、

そのときは他に選択肢はなかった。あの夜の事件で、所持金ゼロの悲惨な状況に

なったにも拘わらず、でも頭の片隅でこれは何かの新しいきっかけで必ずその事件

が意味するものがあると、感じていた。

 

その後何日か仕事もできず、職も失い私は途方にくれた。事情を知った日本にいた

娘からは、飛行機代を送るから帰国するよう勧められたけれど、そんな最悪の状況

下でも娘の申し出をそのまま受入れるのは抵抗があった。どんなことがあったにせよ

それは私が選んだ人生、決して若いとは言えない年代で、祖国を離れ自分で選んだ

地だ。6月だったその時、私は夏の終わりまで何とかその地で、再度挑戦してみようと

思い、夏の間に進展がなかったらその時は日本に帰ろうと決意して、その旨娘に伝えた。

 

あの時襲われていなければ、今の私はいないと断言できる。なぜならあの事件をきっ

かけに、現在のマッサージの仕事を始めたからだ。でも指圧マッサージは、大叔母直伝

だから資格を持っていた訳でもなし、日本で仕事の経験もなかったので躊躇したけれど、

背に腹は変えられず、他にできることもなく、又周りの何人かの薦めもあり思い切って

やってみることにしたのだ。もちろん何十年も前に習ったことは殆ど忘れていたけれど、

自分が肩凝りだからどうされたら気持ちいいか良くわかっていたので、友人の身体を

借りて練習し、それほど難しくなくコツをつかむことができた。クラシファイド新聞に

広告を載せたら、すぐに反響があり予想以上に順調に客足が伸びていき、その後固定

客もついて、ここでのサバイバルに成功し現在に至っているわけである。

 

人生次の曲がり角には何が待っているかわからないと、言うけれど、もともと石橋を叩

いて渡るほうではなし、どちらかと言わなくてもかなり大胆な、というより無謀なほど

の行動派だからこその人生かもしれない。でも上記のような経過で事件後は別の新しい

人生の扉が開かれたので、あのとき襲ってくれた大男に今は心から感謝している次第

である。


20.女性のバストサイズ

以前アンケート調査で「セクシーさを感じるところ」世界41ヶ国35万人の男女から取っ

たアンケートの回答を見たことがある。結果は、台湾とタイを除き日本を始めとする

アジア諸国のみ胸をトップにあげている。胸をセクシーさの対象にしていない他の国は

イタリア・ドイツ・スイス・ギリシャ・東欧諸国が「お尻」/アメリカ・イギリス・北欧・

オ-ストラリアは「眼差し」/スペイン・フランス・カナダは 「態度と姿勢」/台湾・タイ・

イスラエル・チェコ・南アフリカが「端正な身体」となっている。

 

一般的に日本を始めとするアジア男性は、女性の胸に強いこだわりをもっているようだ。

それにしてもランキング結果に1位から6位までAカップがないのをみても、日本男性が

大きなバストを好んでいるのがわかる。

 

こちらのビーチはトップレス解禁だけれど、シリコンバストの女性良く見る。走っても

揺れないし横になっても山は崩れないし、どこから見てもとてもナチュラルとはいえない。

それでも大枚払って手術したんだろうから、見せたい気持ち、わからなくはないけれど。

こちらの女性は全般的に大きな胸をしていて、男性諸氏も普段から見慣れているので、

だから特別こだわりもないようだ。

 

私自身は、垂れるほどの容量がない身としては若い頃からCカップバスト憧れだったに

せよ、たとえお金があったとしても手術してまでとは思わなかったし、現在でもパート

ナーの男性には、あるがまま、素のままの自分をそのまま受け入れてほしいと思って

いますけれど。


21.褒め言葉いろいろ

現在スペインでイギリス人の彼と住んでいる環境で、家での会話は英語・TVとこちら

の友人との会話は、スペイン語・そして日本語でブログを更新している。といっても

トライリンガルなど程遠く、日常生活には困らない程度のレベルだ。最近こちらの

友人たちと集う機会に、「日本語でこれは何て言うの?」と興味を持って聞かれる

ことがよくある。

 

そんな折り、私の彼に「You have a amaging body」の和訳を聞かれて、(より

にもよってどういう目的でその言葉が知りたいのか不明だけれど、深く追求はせず)

私の中では、時代劇のお代官様が町娘を手篭めにするシーンで「いい身体をしてる

のう」というのが頭に浮かんできて(笑)言葉に窮してしまった。

 

彼に「日本では相手の身体をダイレクトに褒めるって習慣がないのよ」というとすごく

不思議そうな顔をして「どうして?」と聞いてきたので再度答えに困ってしまった。

そう西欧では女性のプロポーションがよければ、素敵な身体をしていると褒めるのは

当たり前で、日本で言う「スタイルがいい」よりもっと具体的なニュアンスが含まれて

いる。これも文化の違いかもしれないけど

 

身体のみに限らず、全体の雰囲気から服や着こなし髪型まで、こちらは男性も女性も

相手を褒めるのが上手で、言われた方も気分よくそれらの褒め言葉を受入れている。

私もできる限り、お世辞でなく良いと思ったことは心から褒めるよう心がけている。

だってその一言の褒め言葉で、その人が一日いい気分で過ごせたら、それはとても

価値ある一言だと思うから。


22.アメリカ人女性実業家

彼が今回仲介して女性アーティストに投資するのはマイアミ在住、54才の女性実業

家である。結婚していて何とご主人は89才で、成人した2人の実子の他に3人の養子

がいるとのこと。そのご主人自体がかなりのお金持ちであったようで、現在実際の

ビジネス業務は、全て奥方がこなしているから旦那の方は、今回も一切表には出て

いない。それでも来月、その彼女が新しく始めたワインビジネスをまとめるのと、私の

彼と投資相手の画家本人に会う目的でご主人と共にこちらに来る予定である。

 

こちらでの2週間の滞在のスケジュールは私の彼がすべて作成して、フライトの手配

からホテルの予約まで、ほとんどは私の手を通って済まされた。というのも現在私は

マッサージ業は退いているので、彼の秘書的な業務をこなしている毎日だからである。

そしてこちらに滞在中は、プロジェクトの当事者だけの3者会談を除いては、もちろん

私もアテンドする予定を組んでいる。彼は自宅リビングが仕事場で、私はその彼の

背後のサンルームでPCと向いあっているから彼の電話のやりとりは、いつも聞いて

いる。たまたま今回はクライアントも投資家も女性でそれも全く違うタイプだけれど、

共に魅力的で、私から見ると、間に介入している彼に対してたとえ仕事がらみでも、

彼女たちはそのチャームを十分に使用しているように感じられる。だから、来月その

二人の女性と彼と一緒に会うときは正直興味しんしんなのである。

 

焼きもちなど焼いている場合ではない。だって名目は仕事とはいえ、それぞれの男女

の思惑が絡んだ状況下での、人間ドラマを見逃したくはないですからね。


23.VIVAポジティブマインド

波乱万丈の人生を歩んで来たわりには、私自身は超がつくほどのポジティブ思考者

である。いつ頃からかを考えると、今では私のバイブルとなっている本「神との対話」

に出会ってからだから10年くらいだ。

 

「神との対話」は、最初のシリーズの3冊は繰り返し読んで、共感したりすごく納得

したりの部分はラインを引いたりページを折ったりで、今でも時間があるときは繰り

返し読んでいる程絶対手放せない本である。若い頃は人並みに悩んだり心配したり

もしたけれど、基本的にはどちらかといえば、楽観主義者だった。でも幼い頃の

夢だった海の近くの外国生活を実現し、ひとつひとつ、自分のしたいことが実現す

るにつれ、より私の中の神への信頼が増して、よりポジテイブになる、という良い

循環の輪ができているのだと思う。

 

マイナス思考でも同じことが起こる。というのも思考は現実化する(ことを私は信じ

ている)からである。例えば心配ばかりしていて否定的なことを考えて、それが実現

すると「やっぱり悪いことが起こった」と思い、そこでまたあらぬ心配をするから悪

循環になる。心配してもしなくても何かが起こるときは起こるのだ。もちろん最悪の

場合を想定し心の準備をしておくのは悪いことではない。でもどうせならポジティブ

に考えて希望を持っていた方が、ずっといいと私は思う。例え失敗しても、人生には

常に別のドアがあるのだから。

 



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